プライベートコンサートホール施工事例~プレイ江古田(長谷工不動産様)~
音大生・若手演奏家向けのコンセプトマンションとして誕生した「プレイ江古田」。プレイ江古田の地下には2つのプライベートコンサートホールがあり、防音施工を高橋建設が...
プロユース全般の防音工事、防音室の施工の高橋建設株式会社
楽器演奏家の間で注目されている、防音室完備の分譲マンション。気になる防音効果のほどや、防音室の活用の仕方などを実際にお住いの方にお聞きしました。
村松楽器にお勤めの平野さんは、ご自身でもフルートを演奏されるため、15年ほど前に防音室完備の分譲マンションに入居されました。その後またご縁があり、村松楽器の施工も高橋建設にお任せいただいています。自宅にいる時間が増えた今だからこそ、防音室の導入をお考えの方も多いのでは。防音室のある暮らしの魅力、ぜひご参考ください。
今回インタビューさせていただいた方:
高橋建設施工による防音室完備のマンション ご入居者
村松楽器販売株式会社 取締役営業部長 平野仁志様
―はじめに、平野様のご経歴についてお聞きしてもよろしいですか
「高校時代、吹奏楽部でフルートに出会い、プロを目指して音楽大学へ進学しました。大学卒業後は、フリーのフルーティストとして活動する傍ら、音楽専門学校や吹奏楽を指導していたこともあります。その後、様々な経験を積んだのち、縁あって村松楽器に就職いたしました。長年楽器をやっていると皆どこかで繋がっているもので、大学時代をはじめ、フルートや他楽器の奏者など、音楽を通じて育まれた交流は、今でも一番大きな財産ですね」
―現在お住まいの物件への入居は、どういった経緯でお決めになったのでしょう?
「学生時代は音大生専用マンションに、社会人になってからは小さな防音室のある賃貸マンションに住んでいましたが、時間によっては音出しができませんでした。
40歳を迎え、そろそろ転勤もないかなと思い、試しにインターネットで「防音室付きのマンション」を検索したんです。すると、たまたま近くに物件があったので、すぐ見学に行きました。
1階に共有設備として音響設備の整ったホールがあるのですが、マンションのパンフレットに、ホールは永田音響設計、防音室は高橋建設と記載があり、「これは間違いないはずだ」と気に入って即決しました。最初は中古のマンションを購入して防音室を入れる案もあったのですが、きちんとした防音設備を入れるとなると何百万とかかります。それなら最初から防音設備があるほうが良いのでは、と決めました」
―やはり楽器を演奏する方は、防音室があると安心ですか?
「そうですね。ムラマツ・レッスンセンターの生徒さんたちも、音出しできる場所にはすごく苦心されているようです。カラオケボックスで練習される方が多いので、コロナ禍で使えなかった時期は皆さん困っていました。ワンボックスカーを購入して、自宅の駐車場で練習したり、公園や川沿いなどに移動して練習していたという方も。ワンボックスカーでは結局音が漏れ、逆に怪しまれて大変だったそうですが。
一戸建ての家であれば、日中なら雨戸を閉めて窓を閉め、カーテンを閉めて、音が漏れない対策をして練習される方もいらっしゃいますが、一般家庭では、音出しできる時間帯は限られますし、夜は練習できませんから。仕事終わりに会社の会議室などを利用される方もいらっしゃいますが、自宅に防音室を作りたいというご相談もよくお聞きします」
―防音室はどのように活用されていますか。防音効果についてはいかがでしょう。
「まず防音効果についてですが、マンション購入時に数字で説明されてもよく分からなかったので、「ちなみにグランドピアノを入れて何時まで弾けますか?」と聞いたら「夜の12時まで大丈夫です」ということだったので、「じゃあフルートだったら24時間OKだな」と入居当初は面白がって夜中に吹きまくってました(笑)。今はピアノ講師をしている妻がグランドピアノでの練習をすることが多いです。
実際の防音効果はというと、申し分ないです。また、防音はしすぎると音の響きがなくなりデッドな音になってしまうのですが、我が家の防音室は少し響きを残していただいていているので、ちょうどいい塩梅で気持ちよく演奏することができます」
―楽器の演奏以外に防音室を利用されることはありますか?
「コロナ禍の影響で私のオンライン会議や、妻のオンラインレッスンなどが増え、生活音を気にせずにできたのはとても良かったですね。このような世の中になるとは思ってもみない状況下でしたが、幸いにも防音室があることのメリットは大きかったですね。実際、不動産会社にきいたところ、入居者は音楽関係だけでなく、ご主人の書斎やお子様の勉強部屋、YouTubeを作ったりする映像編集など、多岐に活用されているそうですよ」
―マンションへのご入居のあと、村松楽器様のレッスン室への防音室導入に際しても高橋建設による施工を採用いただきました。こちらの経緯もお聞かせください。
「防音室を手がける業者は多数ありますが、楽器の音に関して信頼できる防音設備の施工会社は限られています。生徒さんに防音室のご相談をいただいても、正直、高橋建設さんをはじめ数社しかご紹介できないですね。確実なところじゃないと施工後に問題があると責任取れないので。横浜レッスンセンターの防音施工も、数社見積もりを取りましたが、一番安心できる、おそらく確実であろうという信頼感が決め手でした。
私自身が高橋建設さん施工による防音室がある物件に住んでいて、防音施工の技術力を実感していたことや、業界での認知度、安心感、電話1本で相談に乗ってくれる対応など、アフターメンテナンスも含めて安心だったのは高橋建設でしたね」
<村松楽器様のレッスン室>
―これまでに他社へ防音室の施工をお願いしたことはありますか?
「はい。実は、本支店の店舗移転時にお願いした施工会社の防音室の扉が10数年で修理が必要になったのですが、当時の担当者も不在となり、会社自体も連絡が付かず、非常に困りました。天井から水が漏れてきた時も、困って高橋建設に電話をしたら、年の瀬にも拘らず別施工業者の配管トラブルにも飛んできて助けてくれました。
何かトラブルが起こった時はすぐに対応していただけるかどうかは非常に重要です。特に、安くない工事である、防音施工というのは、技術と経験のある専門の業者に頼まないとダメだと学びました」
―本日はありがとうございました。お住まいのマンションの防音室、そして村松楽器様のレッスン室について、これからも末永くご利用くださいませ。
マンション内では、知り合いに会うことも多いという平野様。防音室付きのマンションは貴重な存在で、楽器を演奏する人たちにとって「音漏れや時間を気にせず、自由に楽器が楽しめる」というのはとても魅力的です。
高橋建設はビルトインタイプの防音室の設置実績も豊富です。今回ご紹介したような全戸防音室完備のマンション作りにも対応できます。防音室をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。