ボイスチャットを楽しみたい人のための防音対策
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プロユース全般の防音工事、防音室の施工の高橋建設株式会社
自分の特技を生かしてピアノ教室を開こうというときに、いくつか準備しておきたいことがあります。そのひとつが、防音対策です。教室の運営を始めると、連日、長時間に渡ってピアノの音が出ることになります。すでに防音仕様の部屋にピアノが置いてあるのならよいのですが、そうでない場合はしっかりと対策をしましょう。こちらの記事で詳しく解説します。
ピアノ教室を始めると、ほぼ毎日、室内にピアノの音が鳴り響くことになります。生徒さんの年齢にもよりますが、小・中学生や高校生は学校がありますから、平日のレッスンは夕方以降から夜の時間帯になることがほとんどです。だからこそ気をつけたいことがあります。
ピアノの音は、弾いている本人は気にならないものですが、隣近所の方にとっては迷惑になることがあります。ピアノの音が原因でご近所から苦情を持ち込まれたりトラブルになったりした事例も多く、決してひとごとではありません。
生徒の人数が多ければ多いほど、ピアノを弾く時間は長くなります。また、生徒が学生の場合は、授業が終了してからのレッスンとなるため、夜の時間帯にピアノの音を出さざるを得ないケースも多いものです。
気を遣いながらのレッスンでは、教えるほうも教わるほうも集中できません。気兼ねなく音を出して練習するためにも、近隣の迷惑にならない対策をすることが、教室を開く上での基本といえます。
防音対策の基本は、ピアノの音がご近所に響き渡らないように遮音することです。遮音とは文字通り音を遮ることで、その性能は一般的に「D値」という数値で評価されます。
ピアノを弾く部屋の場合、目安となる遮音性能はD-50~55。D-50は「ピアノの音が小さく聞こえる程度」、D-55は「ピアノの音がかすかに聞こえる程度」という評価です。D-45だと「かなり聞こえる」、D-40では「曲がはっきりとわかる」という評価になってしまうため、ピアノ教室の防音のレベルとしては不十分となってしまいます。D-50~55を目標として防音対策を行うようにしましょう。
防音対策には、防音カーテンや吸音材を取りつける、壁や窓など必要な箇所に防音リフォーム工事を施す、防音室を設置するなどの方法がありますが、長く教室を運営することを考えるのなら、防音室の設置をおすすめします。設置方法は大きく2パターン。本格的な防音室を施工するか、簡易防音室を導入するかのどちらかです。
簡易防音室の多くは組み立て式で、現在の部屋の中に設置することになります。広さも性能も様々で、本格的な防音室を施工するよりは費用がかからないので、可能であれば簡易防音室を検討したいという方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん簡易防音室でレッスンができないわけではありません。ただ、部屋の中に設置するため、どうしても窮屈な感じになってしまうことがデメリットといえばデメリットです。また、多くの商品の遮音性能は、D-50には届きません。中には、D-50をはるかに下回るものも……。
ピアノ教室の運営を長期的に考えるのであれば、できるだけ遮音性能を上げることを念頭に置き、最初から本格的な防音室を設置してしまったほうが「結果的にはよかった」ということになるのではないでしょうか。
「本格的な防音室を」と言われても、工事の概要などがわからないと、なかなか踏み切れないことも確かです。そこで、高橋建設が手がけるビルトインタイプの防音室について簡単にご説明します。
ビルトインタイプの防音室は、既存の部屋を工事して造り上げる防音室で、高橋建設の技術を結集させたもの。部屋の形、内装、遮音性能など、希望や予算にそった防音室を造ることができます。遮音等級はD-50~65が実現でき、ピアノ教室としては十分な数値です。また、教室にふさわしい照明器具、ドアなどもフルオーダーが可能。いつも気持ちよくピアノが弾ける空間を生み出すことができます。
施工期間は広さにもよりますが、6畳で21日程度、8畳で25日程度です。
今はマンションでピアノ教室を開く人も増えてきました。マンションで開業する際は、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
まずは管理規則を確認することです。たいていは、楽器演奏に関する記載があります。楽器可・不可ということだけでなく、演奏が可能な楽器や時間帯が決められていることも。あるいは、騒音等のトラブルは当事者同士で解決することが条件となっている場合もあります。
管理規則で楽器演奏がOKであることがわかった場合でも、管理組合、両隣や階上・階下の方に了承を得ることは忘れないようにしましょう。また、マンションが完全防音仕様でない場合は、防音対策も必須です。
もしも現在のマンションでは条件がクリアできない……という場合は、戸建てへの引っ越しを視野に入れることも必要かもしれません。物件さえ決まれば、引っ越し前に防音室の工事をもできます。そのほうが心おきなく教室運営ができるのではないでしょうか。
ピアノ教室開業にあたって防音対策を考えている方は、ぜひお伝えした内容を参考に検討してみてください。もし防音室を造りたいという希望があるのであれば、専門的な知識と技術のある業者に相談することをおすすめします。ステキなピアノ教室の運営を目指して、さっそく一歩を踏み出しましょう。
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