ボイスチャットを楽しみたい人のための防音対策
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プロユース全般の防音工事、防音室の施工の高橋建設株式会社
遠隔のオンラインで行う会議といえば、一昔前ならば高額で大掛かりな設備投資が必要なテレビ会議システムでしたが、現在はパソコンやスマートフォンを使ってごく簡単にWebで会議ができるようになりました。しかし、場所を選ばずにできるWeb会議が浸透する一方で、「Web会議の際に発生する雑音」に悩まれる方も多いようです。
この記事では、Web会議で雑音が入ってしまう原因と、その対処法について説明します。Web会議の環境改善にお役立てください。
Web会議で問題となる、音声に雑音が入ってしまう原因としては、大きく分けて3種類あると考えられます。
Web会議中に発生してしまう雑音のうち、最も大きな雑音はとても単純で、周囲で打ち合わせや雑談、電話で会話などをしている他人の声です。その他、キーボードを打つ音、紙の資料をめくる音、コピーを取る音、飲食に関わる音、足音など、デスクワークに伴う雑音は実にいろいろです。
さらに、オフィスの外を走る車の走行音、音響式の信号機の音、工事の音など、外的要因の音がWeb会議のマイクに収音されてしまうこともあります。
次に考えられるのは、エアコンの風の音、パソコンやプロジェクターの冷却ファンなどの機械音です。このような音はオフィスにいる本人は気づきにくく、マイクを通してWeb会議の相手方には意外と大きく響いているというケースがよくあります。
エコーとは、発言者の声が反響してしまう現象のことです。スピーカーから出力された音が、再びマイクに取り込まれてまたスピーカーから出力されるため、「やまびこ」のように音が遅れて何度も聞こえてきます。
一方ハウリングも、マイクがスピーカーの音を拾ってしまうことで発生する現象のひとつです。マイクがスピーカーからの音にも反応して、音がループしてしまい、特定の周波数の音が大きくなって不快に感じられる音が発生します。
Web 会議で発生しがちな雑音は、以下のような対策・対処法で緩和させることができます。
発言している人以外は、マイクをミュート(消音)にしておきます。これだけで状況はかなり改善します。「発言者以外はミュート」は、Web会議の基本的なルールとして、参加者全員が共有すると良いでしょう。
使用しているWeb会議システムは、十分な品質を保っているでしょうか。特に無料の会議システムを使用している場合は、複数人数が参加するビジネス用途の会議を想定していない設計のものもありますので、見直しが必要かもしれません。
有料のWeb会議システムでは、音質にこだわっていたり、雑音を除去する独自の技術を持っていたりするなど、質の高いものも選べます。こうしたシステムの導入も検討してみると良いでしょう。
マイクやスピーカーに劣化や故障がないか、確認しましょう。また、マイクやスピーカーには、ノイズキャンセラーやエコーキャンセラーは搭載されているでしょうか。高性能のマイクやスピーカーには、収音範囲を制限したり、周囲の環境に合わせて音量を自動調節したりできる機能を持つものもあります。こうした機能があるだけでも、状況はかなり改善します。
パソコン、プロジェクター、扇風機など、ファンの音が発生する機械の近くでマイクやスピーカーを使うことは避けましょう。パソコンなどに内蔵されたマイクは、広い範囲で雑音を含めて音を拾ってしまう可能性があります。ヘッドセットの利用も検討しましょう。
Web会議をする場所の環境改善も考えられます。防音対策の行き届いた会議室やブースを作る、パーテーションで区切られたコーナーを確保して、雑音をシャットアウトするなどの方法です。吸音効果のある壁は、雑音解消とともにハウリングの緩和も期待できます。
防音効果をより高めるには、既存の会議室等の部屋の壁・床・天井・窓などに工事を施し、本格的な防音室にリフォームすることをおすすめします。当社が手掛けるビルトインタイプの防音室は、防音性能はもちろん、形や内装なども希望や予算に合わせて造ることができます。やや防音性能は下がりますが、組み立て式の簡易的なユニットタイプの防音室を部屋に合わせて設置する方法もあります。
また、オフィスの一角に会議専用のブースを設け、床や壁に防音対策をする、吸音効果のあるパーテーションで周囲を囲むなどして、Web会議に適したコーナーを確保するのもひとつの方法です。
Web会議に雑音が入ってしまって悩まれている方が増えています。この記事を参考に、対策を検討してみてください。
防音設備のある会議室の設置やWeb会議ブースの防音工事をご検討の場合は、実績例の豊富な高橋建設株式会社までぜひご相談ください。
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